水曜日

Prime Minister censure the first to pass

民主、社民両党は11日午後、福田康夫首相に対する問責決議案を参院に共同提出する。同日夕の参院本会議で採決され、野党の賛成多数で可決されるのは確実。首相への問責決議が初めて可決されることになる。
 民主、社民両党が首相問責案を共同提出するのは、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の廃止に政府・与党が応じないのが最大の理由だ。提出に先立ち、与野党は国会内で国対委員長会談を開催。この中で野党側は、同制度を廃止する法案の今国会成立を改めて要求するが、与党は拒否する見通しだ。
 問責可決を受け、民主党は衆院を解散するか内閣総辞職するよう首相に迫る。これに対し、首相は、問責決議に法的拘束力がないことから、無視するとみられ、民主党は衆参両院での全面審議拒否に入る考えだ。与党側は対抗措置として、同日中に内閣信任決議案を衆院に出し、12日の本会議で可決する方針だ。 

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