土曜日

International Space Station

【ヒューストン(米テキサス州)6日時事】International Space Station国際宇宙ステーション(ISS)では6日午後(日本時間7日午前)、先端部に仮設置されていた日本実験棟「きぼう」の船内保管室がロボットアームで船内実験室の上に移設された。これできぼうは3分の2が完成した。
 8月初旬から流体ラックを使い、液体がほぼ無重力でどのように対流するか調べ、高品質な半導体製造への応用を目指す実験が始まる見通し。
 アーム作業はカレン・ナイバーグさん(38)らがゆっくりと行い、星出彰彦さん(39)は結合装置の遠隔操作を担当。保管室が実験室に接続されると、星出さんが「グッドジョブ」と声を掛けた。
 倉庫の役割を果たす船内保管室は、直径が4.4メートルと実験室と同じだが、長さは3分の1の4.2メートル。3月にコンピューターや流体物理実験などのラック8個を詰めてスペースシャトルで打ち上げられ、土井隆雄さん(53)が仮設置した。 

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