野村証券のインサイダー事件で、証券取引法(現・金融商品取引法)違反容疑で逮捕された中国籍の元社員※瑜容疑者(30)は、企業情報部に配属された約2カ月後には不正取引を始めていたことが23日、証券取引等監視委員会の調べで分かった。利得は複数の銘柄に分散し、次の取引の資金に充てられていたという(※=がんだれに萬)。 監視委と東京地検特捜部は、※容疑者らがインサイダー取引を始めたきっかけや、原資について、調べを進める。 監視委などによると、※容疑者が企業情報部に配属されたのは2006年4月。合併・買収(M&A)など株価に影響する機密情報を扱う部門だった。
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