土曜日

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北京五輪の聖火リレーが26日朝、長野市で始まった。 チベット問題への抗議から世界各地で混乱が相次ぎ、「平和の祭典」を象徴するイベントが揺さぶられているため、長野市では3000人規模の警察官による厳重な警備態勢。緊迫した雰囲気の中、長野県勤労者福祉センター跡地で午前8時15分から一般市民立ち入り禁止で出発式が行われ、トーチに火がともされた。トーチを手にした北京五輪野球日本代表の星野仙一監督が、第1走者として同8時半前にスタートした。 聖火を管理する中国側の「フレームアテンダント」2人のほか、多数の警察官が両側を2列で伴走するなどして聖火とランナーを護衛。星野監督のほか競泳男子の北島康介選手、女子マラソンの野口みずき選手、タレントの萩本欽一さんら総勢80人のランナーは約18.7キロのコースで聖火をつなぐ。途中、1998年長野冬季五輪のスピードスケート会場となったエムウエーブなどを通る。 市内には早朝からリレーを応援する中国人留学生や華僑の団体が各地から集結した。チベット人やその支援団体がチベットの旗を掲げるなどして、中国政府に抗議。右翼団体の活動などもあって聖火リレースタート前からところどころで小競り合いとなり、中国人一人が軽傷を負った。 聖火リレーは昼すぎに終了する。若里公園での到着式を経て、聖火は26日夜に東京の羽田空港からソウルへ向かう。 

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